四国リーグの年間王者決定戦。シーズンを戦う中で壁を越えた愛媛が「あきらめない」精神で頂点をつかんだ。 リポート=高田博史 
四国リーグの年間王者を決める「トリドール杯CS」を制し年間総合優勝を果たした愛媛
決戦のCS第2戦!
愛媛・
弓岡敬二郎監督(阪急・
オリックス)は、普段から選手たちに「あきらめるな!」と伝えている。だが2回表、徳島に4点を先取され、少し弱気になった。相手は後期リーグ戦で新記録となる勝率.800を残したチームだ。
しかし2回裏、八番・石垣杜心(ゴールドジムベースボールクラブ)の2ランで2点差に追い上げる。
「俺はもう、ほとんどあきらめとったから(笑)。おっ! 2対4! これはひょっとしてひょっとするなあ、思たわ」
四国リーグの年間王者を決める「トリドール杯チャンピオンシップ(CS)」が開催され、徳島(前後期優勝)と愛媛(年間勝率2位)が対戦した。
1勝のアドバンテージを持つ徳島が第1戦(9月21日、徳島市)で敗れ・・・
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