結果を残した末のドラフト指名。阪神育成2位の高知・嶋村は熱い応援を背に、さらなる成長を誓う。 リポート=高田博史 
育成2位指名を受け阪神に入団する高知・嶋村。能力アップを目標に掲げる[写真=阪神タイガース]
自分の能力を上げていく
11月26日に仮契約を終え、正式に阪神・
嶋村麟士朗(育成2位指名)の誕生する日が近づいている。この号が出るころには、新人合同自主トレよりも一足早く、鳴尾浜球場を使って自主トレを行っている予定だ。
目標はもちろん、1日でも早く支配下登録されることである。焦る気持ちは持ちつつも、ケガに気を付けながら自分のやるべきことをやろうと考えている。持ち味である打撃も、捕手としての実力も、さらに伸ばしたい。
「一軍で活躍しよう、活躍しようっていうよりは、自分の能力を上げていくことを考えているので。そしたら、自ずと上には上がれるかなっていうふうに思います」
大学を中退して地元である高知に戻り、高知ファイティングドッグスに入団したのは2022年8月。1年目は公式戦への出場機会がなかったが、当時から
定岡智秋監督(元南海・ダイエー)は「バッティングがええんよ」と期待を掛けていた。
実質2年目となった今シーズンは・・・
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