3月5日にキャンプスタート。1カ月後の開幕へ向け、各チームがレベルアップ誓う。 リポート=岡田浩人 
キャンプイン初日に武田神社で必勝祈願を行った山梨。参入初年度優勝を狙う[山梨球団提供]
主将に捕手の吉原
BCLは3月5日にキャンプ(全体練習)が解禁となり、各チームがキャンプインを迎えた。
今季、新規参入を果たした「山梨ファイアーウィンズ」(以下山梨)は甲府市の武田神社で必勝祈願を行った。チーム名の由来「風林火山」を掲げた武将・武田信玄を祭神とする神社で、
五島裕二監督(元
オリックス)らがシーズンの必勝を祈った。五島監督は「『山梨からNPB選手を輩出する』という大きな目標に向かい、全力で指導・育成に取り組む」と決意をにじませた。
今季のキャプテンに任命され、背番号1を背負う捕手の吉原大稀(横浜高-BC神奈川)は「チームとしてBCL参入初年度優勝を目指して一丸となって戦いますので、皆さまの熱い応援をよろしくお願いします」とコメント。チームは今季のスローガンを「Let`s Go All Out!(全力で行こう!)」と発表した。
山梨の選手は練習生16人を含むと全部で39人が在籍。独立リーグの初年度のチームとしては大所帯でのスタートとなる。キャンプ初日は関東地方に大雪予報が出た日で、室内練習場で各選手の体力を計測するメニューをこなした。
今後はキャンプ、オープン戦を経て、4月5日にホームの富士北麓球場で昨季の独立リーグ王者・信濃との開幕戦を皮切りにリーグ戦に臨む。BCLでは20年に神奈川が参入初年度のリーグ優勝を果たしており、5年ぶりの新規参入球団・山梨がどのようなスタートを切るのかが注目される。
公式戦58試合の日程発表
BCリーグは、今季の公式戦日程を発表した。4月5日と6日の各チームのホーム開幕戦日程は2月上旬にすでに発表されていたが、新たに9月7日までの東地区、西地区の試合日程と球場(一部未決定)が公表された。
各チームがホーム戦29試合、ビジター戦29試合、計58試合を戦う。このほかにもNPBファームとの交流戦が予定されており、その日程は決まり次第、発表される。また、プレーオフの日程なども今後発表される。
なお、今季のホーム戦の開催球場数が最も多いのは茨城の17球場で、最も少ないのが群馬と山梨の4球場となっている。
寺口審判員が研修採用
昨季はBCLで活動した寺口翔大審判員(北越高)が、NPBの研修審判員として契約した。NPBが2月28日に発表。年末のNPBアンパイアスクールを経て、高卒1年目で契約を勝ち取った。寺口審判員は「お世話になった皆さまへの感謝の気持ちを忘れずに日々精進してまいります」とコメント。今季は四国ILに派遣されて経験を積み、そして正審判員を目指す。

NPB研修審判員として採用された寺口審判員[写真は昨年3月撮影]
また、今季は3人の研修審判員がBCLに派遣されることも発表された。審判員も上のステージでの活躍を目指して、リーグ戦で研さんを積むことになる。