新球団の“地元産”四番が開幕戦で記念すべき一発。いざ、富士の高みへ。 リポート=岡田浩人 
今季リーグ第1号本塁打を放った山梨・星野[山梨球団提供@kunu.i-photo]
磨いた木製バットへの対応
今季、リーグの記念すべき第1号本塁打を放ったのは、新規参入球団・山梨の19歳の四番打者だった。
4月5日、山梨・富士北麓公園で行われた開幕戦で、昨季独立リーグ日本一に輝いた信濃と対戦した山梨。初回に3点を先制して迎えた3回裏、四番・星野夏旗(日本航空高)が初球のストレートを振り抜くと打球は左中間スタンドに飛び込むソロ本塁打となった。
「打ったのはインコースの低め。打った瞬間にサク越えを確信するほど、手応えバッチリでした。これまで練習してきたことが出て良かったです」
注目を集めた新球団の開幕戦。四番に座ったのは昨年春に地元の高校を卒業した若武者だった。高校通算10本塁打で長打力が魅力の右の大砲候補は高校3年時に実施されたトライアウトに合格。「BCLならば1年目からNPB入りを目指すことができる」と、地元に新たにできた球団から上を目指すことを決めた。
昨季は参入予定の山梨球団に在籍し・・・
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