後輩のため、ファンのため、NPB選手が公式戦の冠スポンサーに。続く交流が、チームの未来をつくる。 リポート=高田博史 
試合後、バナーの前で記念撮影する高知の選手たち
高知を忘れないでいてくれる
午後1時のプレーボールを前に、球場入口では早朝からファンが列をなしていた。
石井大智(
阪神)の背番号にちなんで、先着69人に直筆サイン入り缶バッジがプレゼントされる。
高知のホーム開幕2戦目となる対
ソフトバンク三軍2回戦(4月6日、高知市)は、「石井大智プレゼンツ」とうたう冠試合である。高知時代の石井のユニフォームをまとったファンもいる。列に並ぶ人たちに話を聞いた。
「めっちゃめちゃ、うれしいです!」
「高知出身じゃないのに、高知のことを忘れないでいてくれるっていうのは、すごくうれしい」
宮本亜美さんは夫の義久さん、長女・夕暖(ゆの)ちゃん(5歳)次女・鯉緒(りお)ちゃん(3歳)とともに、家族4人で球場に足を運んでいる。
「私、子どもを抱っこしてもらったなあ」
亜美さんのスマホには・・・
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