万全の準備を整えて臨む四番。投手転向を経て、再び打者として、独立リーグ5年目に懸ける。 リポート=高田博史 
4月19日の徳島戦[徳島市]で、左翼越え2号ソロを放つ香川・福井[写真=山田次郎]
第1打席に入る前に
試合開始40分前、球場の管理スタッフたちが、雨の上がったグラウンドを念入りに整備している。そこへバット片手に現れたのは、香川・福井玲央(城西国際大中退)だった。
キャッチャースボックスの後方に立ち、まるでLEDフルカラーのスコアボードに向かって、打ち返すようにバットを振る。
「ああ、それもあります。打ち返したい方向を、グラウンドの中で見て……」
初回、もし四番である自分に打席が回ってくるのなら、塁上のどこかに走者がいるはずだ。とりわけ第1打席を大切に考えている。そこでもし1本が出れば、複数安打につながる。
その第1打席に入る前に・・・
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