投の主力を欠きシーズン途中に失速。それでもたどり着いた頂点は、育成の歯車がかみ合った証しだ。 リポート=高田博史 
前期優勝を決め、選手たちに胴上げされる徳島・岡本哲司監督[写真=徳島球団提供]
感謝のファーストシーズン
6月30日午後8時33分、残り3試合に逆転優勝を賭けていた高知が敗れた。午後9時を過ぎて、徳島の首脳陣と選手たちが室内練習場「インディゴ・テクニカルファクトリー」(徳島市)に集まっている。四国リーグのファーストシーズンは、徳島が優勝した。前期優勝は4年連続8度目となる。
優勝決定のXデーが二転三転し、優勝カップも記念の横断幕も間に合っていない。それでも歓喜の瞬間は訪れた。
照明が明るい室内練習場で、岡本哲司監督(元大洋ほか)の体が宙に舞う。選手たちからも歓声が上がる。南啓介球団代表、
岩崎哲也コーチ(元
西武ほか)、
加田拓哉主将(桐蔭横浜大)らが次々と胴上げされた。
優勝が近づくに連れ・・・
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