大きな決断だった独立リーグ挑戦。高い身体能力を発揮して躍動した。やれることはやった。その思いが一番にある。 リポート=高田博史 
攻守走三拍子そろった遊撃手として注目された徳島・渡邊[写真=山田次郎]
ドラフト3日前――
ドラフト3日前、徳島・
渡邊隼輔(中部学院大中退)は、球団事務所に隣接した室内練習場で打撃練習に勤しんでいた。ドラフト候補としての注目度が日に日に増している。今の心境は、なんとか指名してほしい。もうそれしか考えていない。
2024年の春、地元の生光学園高を卒業した。その年の秋、同校からは1学年下の
川勝空人投手が
日本ハムから育成指名されている。
先日、生光学園高で捕手としてプレーする弟、幸之輔の練習試合を見に行った。顔見知りの保護者たちから「もうすぐドラフトやなあ」「頑張ってよ!」と声を掛けられている。
「やっぱり地元ですし、どうしても期待されるんで。応えたいっていう気持ちはありますね。でも、ここからどうにかできるわけでもないんで」
独立リーグでプレーすることを希望して大学中退に踏み切ったのは、昨年9月のことだ。徳島市内の実家に戻り、当時・・・
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