
交流戦最終戦のロッテ戦で涙の逆転サヨナラ3ランを放った亀井。戦う気持ちを忘れなければ巨人は大丈夫だ/写真=小山真司
レギュラーシーズンが再開されて、どこかホッとした気分になっているのは私だけではないかもしれない。わが古巣・巨人にとっては悪夢のような交流戦だった。9連敗でスタートし、6勝12敗で10位タイ。一方、巨人が追いかけなければならない
広島は12勝6敗。交流戦でさらに6ゲーム引き離され、リーグ戦再開前には両者の差は11.5ゲームに広がった。
しかし、済んだことは振り返っても仕方がない。前を向いて1つ、1つ、地道に借金を返していくしかないだろう。選手は突き付けられたつらい数字は忘れて、リーグ戦の中盤戦に臨んでほしい。ペナントレースはまだ折り返し地点まで行っていない。取り返す時間はたっぷりとあるのだから。
さて、レギュラーシーズン再開。巨人にとって、反攻に向かう数字は確かに厳しい。しかも、交流戦の最後に来て、四番の
阿部慎之助が戦列を離脱した(※その後、7月1日に一軍登録)。戦力としても、精神的な支柱としても大きな存在だっただけに、チームにとっては痛い。しかし、悲観的になってばかりでは前に進まない。明るい材料は・・・
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