森繁和氏がオフの時期に恒例としている、ドミニカ共和国への旅 その様子を先週より伝えてもらっているが、中篇となる今回は、ドミニカ共和国の選手育成方針について。 ドミニカ共和国にはメジャー全30球団の『アカデミー』と呼ばれる育成施設がある。 ここでは日夜、日本でいう高校生くらいの若者たちがメジャー・リーガーを夢見て汗を流している。 ドミニカ共和国の首都サントドミンゴから、光り輝くカリブ海沿いに東へ車を走らせること約1時間。今回、私が訪れたのはボカチカという街だ。野球の国・ドミニカ共和国にはこのボカチカだけでも、メジャー・リーグ6球団の「アカデミー」がおかれている。ツインズ、カブス、レッズ……。その中から今回はオーナーのOKをもらって、特別にダイヤモンドバックスのアカデミーの施設内に入れさせてもらった。
アカデミーには各チームとも50~60人くらいの選手が所属しており、中学校を卒業してすぐ、16歳から入学する。メジャー全30球団のアカデミーがあるのだから、これだけで1500~1800人の計算だ。彼らは基本的に・・・
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