配球面で高評価。守りから入れる貴重なキャッチャー 約1カ月後に迫ったドラフトにおいて、捕手では森友哉(大阪桐蔭高)とともにトップ評価を得ている嶺井博希。特に守備面が売りの選手ではあるが、地味ながらバットでも非凡なセンスを発揮している。「守りから入れる」貴重な存在に、上位指名もあるかもしれない。 【打撃フォーム=8.5点】 軸足へのタメが足りず、トップがやや浅い印象がある。タイミングの取り方、球のとらえ方にも修正の余地があると言えるだろう。スイング自体はクセのないオーソドックスなフォーム。タイミングの取り方さえ良くなれば、すべてがスムーズにいくはずだ。ここまで通算6本塁打と、うまくとらえればオーバーフェンスするパワーは持っている。中距離ヒッターだが、配球の読み方にも優れており、長打力も秘めている。
【選球眼=8.5点】 タメが浅いからボールを前に迎えに行く、すなわち上体が突っ込んでしまう傾向がある。高低、左右の
ジャッジも、現状では甘いと言わざるを得ない。ストライクゾーンの把握は、この打者にとって今後求められる課題と言えそうだ。
【守備力=9.5点】 変化球のキャッチング、ショートバウンドの処理においては高い技術を発揮している。ミットの使い方がうまく、難しい球にもうまく対応できる。ただ・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン