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伊原春樹の野球の真髄

野球の歴史をつくり評価するのはファン

 

 3万1715人の観客で膨れ上がった西武ドーム。『埼玉vs.千葉ライバルシリーズ』と銘打たれて7月5日から行われた西武対ロッテ3連戦は、2戦目の6日も数多くのファンが球場に足を運んでくれた。

 熱気が充満する西武ドームで、光り輝いたのは高卒2年目の永江恭平(西武)だ。1対1の同点で迎えた5回一死。ロッテの先発・西野が投じた真ん中低めのストレートを見事にとらえると、打球は右中間スタンドへ一直線。前日まで打率.113と打撃が課題だった20歳が放った勝ち越しとなるプロ初本塁打。永江は翌日の同カードでも第3打席に三塁打、第5打席に二塁打を放つなど、目覚ましい活躍を見せた。

 練習で100本スタンドインさせても、所詮は練習なのだ。実戦で放つ一発が、どれほど本人のためになるか、ということをあらためて実感した次第。これをもって「目覚めた」と言うには早いかもしれないが、結果が出たことで、打席での立ち居振る舞いも堂々としたものになってきたように感じる。

 中島裕之が抜けた遊撃の後がまと目される若獅子の躍動に、西武ファンもさぞかし喜んでいるだろう――と思っていたが・・・

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伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

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