
都市対抗初戦、タイブレークを制して、勝利をつかんだきらやか銀行/写真=川口洋邦
今号が発売されるころには都市対抗の決勝が行われ、“真夏の祭典”の覇者も決まっていることだろう。会社や地域の期待を背負って、一投一打にすべてを懸けるプレーは非常に見応えがある。先週号では今年のドラフト1位候補、東京ガスの
山岡泰輔投手に関して記したが、その後も興味深く都市対抗の行方を追っていた。
すると、私の関心を引いたのはプロ野球にはないシステム、タイブレーク制度だった。都市対抗の場合は同点で延長12回に入った場合、同制度が適用となる。一死満塁の状態から攻撃が始まり、打順は選択が可能。例えば打者に四番を選んだ場合、一走が三番、二走が二番、三走が一番となる。
私が見た中では3試合、タイブレーク制度で勝敗が決まった。まず、7月19日のきらやか銀行対パナソニック・・・
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