
来年、開場する日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」[写真=北海道日本ハムファイターズ]
来年3月に開業する日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」は私も楽しみにしている。日本初の開閉式屋根のついた天然芝球場。世界最大級のビジョンが左右に2基設置され、レフト側のTOWER11という施設には温泉とサウナがあり、また宿泊しながらホテルのベランダから野球を観戦できる部屋も用意されているという。観客席全体がグラウンドに近く臨場感を味わえるのも特長だが、それが問題を引き起こした。
ファウルゾーンの一部が公認野球規則の規定を満たしてないことが指摘され、11月14日に行われた12球団代表者会議で協議された。結局、日本ハムの川村浩二球団社長が非を認めて謝罪、2023、24年オフの2年をかけて改修する案を提示して了承されたという。公認野球規則では本塁からバックネットまで60フィート(約18メートル)以上が必要と規定されているが、エスコンフィールド北海道は50フィート(約15メートル)しかなかった。改修計画では約3メートル下げて、規定に合うようにするということだ。
日本ハム側が公認野球規則の解釈や認識が不十分だったということだが、それにしてもなぜ・・・
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