
2回、同点弾を放った村上[右]。アメリカバッテリーは不用意な1球だった[写真=Getty Images]
侍ジャパンがWBC決勝でアメリカを下して、見事に3大会ぶりの世界一に輝いた。今回、野手においてはマイク・トラウト(エンゼルス)、ムーキー・ベッツ(ドジャース)、ポール・ゴールドシュミット(カージナルス)など、メジャー・リーグ(MLB)でも一流の選手たちが顔をそろえて、“史上最強”の呼び声が高かったアメリカ。試合を見ていても、確かにスイングは強くパワーにあふれていた。ただ、日本選手はメジャー選手のパワーに劣ると言われていたが、対等に渡り合っていたと思う。日本選手も効果的なトレーニングを行い、体格が良くなったのが大きい。
侍ジャパンはもともと備えているち密な野球プラス、パワーがあったからこそ、3対2とアメリカに競り勝つことができたのだと思う。アメリカはパワーに偏重し過ぎて、細かいことができていない印象が残った。例えば2回裏・・・
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