週刊ベースボールONLINE

伊原春樹コラム

伊原春樹コラム「スポニチ大会初勝利で感じたこと ピッチャーは球速とともにやはりコントロールが大事」

  0

アドバイザーとして関わっている茨城トヨペットがスポニチ大会で初勝利を挙げた[左は野口裕貴監督。写真=大賀章好]


 私がアドバイザーを務める茨城トヨペットがスポニチ大会で初勝利を飾った。相手は強豪・JR東日本(3月9日、等々力)。打線が11安打12得点と大爆発しての7回コールド勝ち。前日はトヨタ自動車東日本に1対3、翌日はNTT西日本に1対2で敗れ、決勝トーナメント進出はかなわなかったが、間違いなく地力はついてきている。練習は週2回のみという環境下だが、都市対抗出場も夢ではなくなってきているだろう。

 さて、JR東日本相手に大勝した試合で、二番手で登板したのが南勝樹だった。仙台大を卒業したばかりのルーキー左腕。身長168cmと小柄で、ストレートの球速は120キロ台と今年のルーキーの中では一番遅い。それでも、点差が開いたらマウンドに上げてみようかと監督と話していた。

 出番がやってきたのは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

この記事はいかがでしたか?

伊原春樹の野球の真髄

伊原春樹の野球の真髄

座右の銘は野球道。野球評論家として存在感を放つ伊原春樹の連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング