
7月26日の西武戦[ベルーナ]で開幕8連勝を達成した前田悠。2リーグ制後で高卒3年目以内に開幕8連勝以上は4人、5度目[写真=横山健太]
ソフトバンクの次代のエースは、この左腕で決まりだろう――。私は
前田悠伍の投球を見るたび、その思いを強くしている。高卒3年目の今季は11試合に登板し、8勝0敗、防御率1.41(7月26日現在)と見事な数字を残しているが、それ以上に投手としての完成度が際立っている。
まず、マウンド上での立ち居振る舞いだ。時折、不敵な笑みを浮かべる場面がある。しかし、それは感情を表に出しているわけではない。基本は冷静沈着。ピンチになっても慌てず、自分の投球を崩さない。若い投手は走者を背負うと腕が振れなくなったり、ボール先行になったりするものだが、前田悠にはそうした弱さがほとんど見られない。精神的な安定感は、年齢以上のものを感じる。
投球術も優れている。だが・・・
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