日ごろ内野ノックをやる上で大事にしているのが、「ゲームで困らないための練習をさせておく」ことです。実際の試合で飛んでくるゴロは、打者が上から叩いた打球で、トップスピンが必ずかかっています。普通に打ったときのバックスピンの打球とは大きく違うので、なるべくトップスピンで打って、ゲームに生きるような、でも、あまり極端に速過ぎてケガをさせないように気を付けています。
あとは目が衰えないように、近いところで速い打球を1日に3~4球ほど必ず見させます。自分が実際に練習して「これは生きたな」と感じたものをなるべく選手たちにやらせています。