プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「夏の甲子園」です。 広島・岩本貴裕外野手

広島商高、亜大を経て、現在は広島でプレーする岩本
広島商高での3年夏(2004年)、最初で最後の甲子園は1回戦で浦和学院高に1対3で敗れました。開会式の日で、右も左も分からないまま、2時間半かからないくらいで終わってしまいました。僕は四番・ピッチャーでしたが、けん制悪送球でピンチを広げてしまいました。独特の雰囲気で普通にプレーできなかったですね。安打も打ちましたが、情けなかったですね。
ただ、あのときの経験はすごく大きな自分の財産になっていますし、チームメートと一生懸命プレーして後悔はないです。一生の仲間ですね。試合に臨む高校生の皆さんには、最後まであきらめることなく、全力でプレーしてほしいですね。
写真=BBM