プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「夏の甲子園」です。 阪神・坂本誠志郎捕手

2年生の正捕手として2回戦の天理高戦では二塁打を放つなど活躍した坂本)
夏は2年のとき、甲子園に出させてもらいました。大会期間中の宿舎は大阪の心斎橋にあったんですが、練習自体は履正社高のグラウンドでやっていたんです。練習が終わるとバスに乗って、監督さんも含めて、みんなでスーパー銭湯みたいなところに行くんです。そこでボーッとするのが至福のひとときでしたね。
大会中はどうしても宿舎に缶詰め状態になってしまいますよね。外出ができない中、1人で何も考えずにボーッとできる時間は本当にありがたかった記憶があります。
今も1人でゆっくりできる時間は大切にしています。朝早く起きて、入浴したり……。いろいろ考えることも多いので、何も考えない時間も重要だと思っています。
写真=BBM