プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「秋季キャンプ」です。 ヤクルト・荒木貴裕内野手

連続ティーは過酷を極めたという
秋季キャンプの思い出といえば、特守です。僕が入団間もないときのキャンプで、城石さん(現
日本ハム打撃コーチ)と、宮本さん(現
ヤクルトヘッドコーチ)が兼任コーチでした。相当きつかったですね。練習後にやったのですが、終わった時間が分からないぐらい。みんな倒れていましたよ。とにかくしんどい。
あとは連続ティー(打撃)。本当に手すりをつかまらないと、階段の上り下りができないぐらいで、トイレにも行けなかったですね。足はガクガク、手はフラフラ。でも、基礎体力はつくと思います。結果に出るかは別として「これだけやったんだ」という自信にはなりましたね。今年は最下位だったので、厳しくなると思います。
写真=大賀章好