プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「ベンチ」です。 広島・美間優槻内野手

“若手席”が定位置の美間
僕が試合中にベンチで座る場所は監督、コーチ陣の近く。そしてグラウンド近くの前のほうです。これは若手選手の宿命ですね。チームの伝統みたいなものでしょうか。現在は二軍ですが、今年は3年ぶりに開幕一軍に入らせてもらいました。ベンチの雰囲気は良かったと思います。年齢や実績などに関係なく、全員が声を出して、「俺のかたきをうってくれ!」とか聞こえてきました。
ベンチから野球を見るのは、すごく勉強になります。東出(輝裕)打撃コーチからは「同じタイプの打者をよく見ておけ」と言われています。間の取り方が同じような選手ですね。一軍では試合途中からの出番が多かったので、流れや状況を読みながら、常に集中を心がけていました。