プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「都市対抗」です。 阪神・岡崎太一捕手

1発勝負の都市対抗を経験したことでプロでもそれが生かされているという岡崎
都市対抗は1発勝負ならではの緊張感がありましたね。松下電器(現パナソニック)時代は確か21歳のときに出場させてもらったんですが、あのときは会社を背負っていたんだなと、この年齢になって分かります。当時はまだ若かったので「行ったれ ! 」と勢いでいけた部分はありましたけど、もし今の年齢で出たらもっと緊張していたでしょうね。
同じ近畿地区には日本生命や大阪ガスなど強いライバルが多くて、本大会に出るだけでも大変でした。結局、本大会では1回戦で大敗。ただ、プロの世界もここっていう試合は1発勝負と変わらない雰囲気があります。今思えば、社会人時代にそういう試合を経験させてもらえて良かったと思います。