プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「初任給」です。 ソフトバンク・和田毅投手

初任給でプロのすごさを痛感した和田毅投
入団して最初の給料が振り込まれたときは、見たことないケタの額だったので、思わず通帳のゼロの数を数えたのを覚えていますね。「プロはすげえな」と(笑)。
学生時代の小遣いは、中学生のときにひと月1000円、3年生になって1500円ぐらい。高校でちょっと増えても寮生活だったので、特に使い道がなく、不自由したことはありませんでした。大学に入って一人暮らしをしたときは、バイトするより練習したかったので、仕送りで何とかやり繰りして毎月ギリギリ。
だからなのか、初任給が入ったときも、これに使おう! という考えはあんまりなかったんですよね。最初のオフに免許を取って、車を買ったのが大きな買い物じゃないですかね。
写真=湯浅芳昭