プロ野球12球団の選手や監督・コーチに、毎週決まったお題について自由に語ってもらうコーナー。今週のお題は「私の一冊」です。 巨人・炭谷銀仁朗捕手

何よりも睡眠を大切にする巨人の炭谷銀仁朗が、寝るのを忘れて読み続けた本とは?
たまに東野圭吾さんの小説を読むことがあります。というのも、
西武時代にお世話になっていた先輩の
栗山巧さんがめちゃめちゃ好きなんです。栗山さんにおススメめされた影響で何冊か読みました。
中でも面白かったのは『手紙』ですかね。自分のために人を殺した兄を持つ主人公が犯罪者の弟として、辛い目にあいながら幸せをつかもうとする話です。いろいろ考えさせられましたし、引き込まれる展開が続きます。それまで「自分は絶対、本なんか読むタイプちゃうわ」と思っていたのに、少し読んでみたらやめどころを見失いましたね。一気に一日で読んでしまいました。いつも寝ていたバスや新幹線でも読み続けたので、寝不足になりました(笑)。
写真=BBM