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本誌編集長コラム

背番号は選手の顔

 

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この12ケタの数字が意味するものは何か? 一見、意味のない羅列に見えるかもしれないが、1990年代前半、黄金時代を築き上げていた西武を熱心に応援していた人なら思い至るのではないか。正解に近づくために、数字を区切ると以下のようになる。

「5」「24」「1」「3」「39」「7」「4」「27」「6」

答えは当時のレギュラー野手が背負っていた番号をスタメン順に記したものだ。一番・辻発彦、二番・平野謙、三番・秋山幸二、四番・清原和博、五番・デストラーデ、六番・石毛宏典、七番・笘篠誠治、八番・伊東勤、九番・田辺徳雄。圧倒的な強さを誇った当時の西武。七番以外、打順が固定されていたこともあり、主力たちの背番号は私の頭の中に強く焼き付いた。「プロ野球選手にとって背番号はもう一つの顔である」とはよく言ったものだ。冒頭の12ケタの数字は今でもそらんじることができる。

週刊ベースボール2月25日号の特集は「背番号の美学」。今季から背番号が変更された選手を中心に特集を組んでいる。巻頭インタビューに登場した広島堂林翔太は「13」から新たに「7」を着けた。メジャーで通算647本塁打を放っているアレックス・ロドリゲス(ヤンキース)と同じ「13」も魅力的であったが、「7」も彼のスラっとしたスタイルと相まって非常に似合っているように見える。

昨年は144試合に出場して打率・242、14本塁打、45打点。まだ人気先行している選手であることは否めないだけに、今季しっかりと実力を伸ばして、広島ファンだけではなく、野球ファンに「7と言えば堂林」と印象づける活躍を期待したい。(編集長/小林)
野球の風

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週刊ベースボール編集長の編集後記。球界の動きや選手に対して編集長が思いをつづる。

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