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本誌編集長コラム

燃え盛るベテラン

 

 2015年には40歳。さらに兼任コーチの肩書も加わった。新シーズンは野球人生の節目となるが、12月18日の契約更改で高橋由伸巨人)は「指導も大事だが、自分のこともやらなくてはいけない」とプレーヤーとしての強い決意もにじませた。14年は代打としても貴重な役回りを演じ、勝負強い打撃は健在だった。その名が告げられれば誰よりも東京ドームが沸く。巨人ファンも選手としての活躍をまだまだ望んでいるはずだ。

 09年は腰痛のため1打席のみの出場に終わった。翌年の春季キャンプ。自分のプレーが披露できなくなればユニフォームを脱ぐのか、それともボロボロになっても現役に固執するのか、聞くと――。

「すべては気持ち次第。ダメだと思ったらダメだし、できると思えば続ける。チームで戦っているから、勝利に貢献できなければやめるという考えもありますけど、自分のためでもあるから。球団からいらないと言われても、自分がプレーしたかったらやめてしまうのは……」という答えが返ってきた。

 まだ野球に対する気持ちは燃え盛っている。若手も台頭しているが、高橋のようなベテランも負けじと頑張れば球界は盛り上がる。
野球の風

野球の風

週刊ベースボール編集長の編集後記。球界の動きや選手に対して編集長が思いをつづる。

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