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本誌編集長コラム

生まれ変わったら草野球で

 

 またしても、自慢の“投げっぷり”が光った。西武の高卒新人・高橋光成が9月6日のロッテ戦(QVCマリン)に先発して5回4安打2失点で5勝目をマーク。堂々たるピッチングがCS進出を目指すチームに光を与えている。

 8月に初めて一軍に昇格すると、9日のオリックス戦(京セラドーム)で初勝利を挙げ、そこから月間4勝と矢継ぎ早に白星を重ね、月間MVPを獲得。18歳6カ月での同賞受賞はチームの先輩である松坂大輔(現ソフトバンク)の18歳10カ月を更新する、両リーグを通じての最年少記録だという。「緊張はありまたけど、弱気にならずに投げられたので結果がついてきたと思います」と初々しく笑ったが、それがマウンド上では豹変し、荒々しくなるのだから面白い。

 そんな高橋光に「生まれ変わっても投手をやりたいか?」と聞いたことがある。大抵の選手は「もちろん」と答えるのだが、高橋光は少し違った。「草野球で投手をやりたいです」。要は勝負の世界とは別に、純粋に野球を楽しみたいということ。とにかく根っからの野球好きなのは間違いない。その姿勢があれば、どこまでも大きな投手になれるだろう。
野球の風

野球の風

週刊ベースボール編集長の編集後記。球界の動きや選手に対して編集長が思いをつづる。

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