7月も、もう終わりに近いが、筆者などには「7月は北海道シリーズの月」というイメージがある。巨人が毎年7月初めに札幌・円山球場で3試合シリーズを開催してきたことがその印象を強めている(他チームも北海道で試合を行っていたが、これは6月が多かった)。

　現在では、日本ハムが札幌ドームを本拠地にしており、さらに札幌以外でも試合を行い、交流戦ではセ・リーグのチームもやってくるから、北海道のファンは、プロ野球の試合に“飢える”ということはなくなった。言ってみれば、プロ野球が日常の光景になっている。

　昔は、プロ野球は、非日常的光景だった・・・