唯一無二の存在感を放っていた。闘志むき出しというわけではなくともチャンスにめっぽう強く、口を開けば独特の感性でコメントする。ドラフト6位入団から1年1年進化を遂げ、生え抜き四番も務めた背番号35。ファンから愛され、球団史に名を刻み続けてきた男が、静かにバットを置いた。 取材・文=阿部ちはる 写真=川口洋邦、…