ポテンシャルの高い選手がドラフト指名を受けるのは当然の流れ。3年夏の前の段階では進学志向を持っていた。だが、3年間指導してきた指揮官が人格を評価して、プロ志望へ方針転換。教育者が認めるのだから、間違いない“戦力”だ。 取材・文・写真=保坂淑子 ドラフト前日には、家族で鷲宮神社へ。岩井監督とは不動ヶ岡不動尊に行き、指名を祈り、オリックス3位指名を受けた
指揮官が背中を押した、プロでの順応性
オリックスから3位で指名を受け、一番驚いたのは、何より本人だった。
「やった!ではなくて、え?これは本当に自分なのかなーって(笑)」
10月20日のドラフト当日、まるで他人事のようにテレビ中継を見つめる
岡崎大輔。「おめでとう!」と声をかけた学校職員の声で、我に返った。
「指名されるか分からなかったので、本当に今、驚きと喜びが入り混じった気持ちです」と、笑顔で答えた。
「自分は正直、まだプロのレベルではない。大学に行ってから勝負しよう」
実は、夏の大会前に・・・
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