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2025ドラフト指名選手クローズアップ

ヤクルト3位・山崎太陽(創価大・投手)無限の可能性秘める長身右腕「真っすぐに自信があるので、長身を生かしたピッチングを見せていきたい」

 

捕手として甲子園を目指した球児は、大学で投手としての才能を見出された。公式戦デビューは3年春のリーグ戦、ケガに苦しみ、順風満帆とは行かずも、見事にNPBへの切符をつかみ取った。長身から投じる直球を武器とする右腕は、ダルビッシュ有(パドレス)を目標とする。大成が期待される、未完の大器だ。
取材・文=小林篤 写真=井出秀人、大賀章好

ドラフト会議の10月23日、ヤクルトの帽子を被り、ヤクルト製品のパネルを手にガッツポーズ


運命を分けたコンバート


 全体36番目、ヤクルト3位指名の瞬間、ドラフト会議をともに見守っていた仲間が一斉に歓声を上げる。名前を読み上げられた創価大・山崎太陽は大きく口を開けたまま。状況を飲み込むのに時間がかかっていた。

「ぼーっとしていたら(名前が)呼ばれたので本当にうれしいです。下のほう(下位)、もしくは育成で呼ばれると思っていたので。まさかこんな順位とは思っていなかったです」

 喜びよりも先に驚きが来た。自身の予想をはるかに上回る指名の速さに驚くのは無理もない。6月の全日本大学選手権で右肘を疲労骨折し、実戦復帰を果たしたのはドラフト会議3日前の秋季リーグ最終戦のこと。そもそも、投手に転向したのが大学1年の6月である。それまでは捕手としてプレーしていたのだから。

 運命を変えるきっかけは2022年2月。大学入学を目前に参加した創価大の春季キャンプでのことだ。佐藤康弘監督は投手陣をチェックしていたところ、捕手・山崎の返球に目が留まった。そして、佐藤監督が山崎に声を掛けた。

「ピッチャーをやりたくないか? もし、お前がやりたいと言うのなら・・・

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ドラフト指名選手クローズアップ

ドラフト指名選手クローズアップ

ドラフトで見事に指名を勝ち取った選手たちに焦点を当てる短期集中連載。

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