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平川蓮(仙台大・外野手) 可能性広がるスイッチヒッター「走攻守で活躍できる選手になりたい」

 

右投両打。5戦全勝で優勝を遂げた日米大学選手権では右打席で2安打、左打席で4安打を放った。言うまでもなく攻撃の幅が広がり、出場機会も増えるはずだ。
取材・文=小川誠志

大学2年秋に攻撃の幅を広げるため、再び右打席にも挑戦。両打ちが可能になった[写真=矢野寿明]


公立校を志望した理由


 187cm91kgの恵まれた体格に高い運動能力を備える。俊足・強打・両打ちの大型外野手、平川は今夏、一気に評価を上げた。侍ジャパン大学日本代表に初選出されると、第45回日米大学野球選手権の全5試合にスタメン出場。16打数6安打(三塁打1本を含む)、打率.375、1打点、3得点、2盗塁などの活躍で日本の同大会3連覇に貢献した。

 平川の父は北海高を率いる平川敦監督だ。平川監督は北海高、北海学園大を経て1998年から母校の指揮を執り、今夏を含め春夏計12度、甲子園出場を果たしている。2016年夏には、準優勝に導いた。

 平川は小学4年から学童野球を始め、中学2年からは投手としてプレーするようになった。北海高へ進学し、父と一緒に甲子園を目指すことも考えたが「父の下で野球をすると、家でちょっと気まずい。公立高校に進んで北海高校を倒すというほうにモチベーションを感じました」と、札幌国際情報高へ進学。日本ハムなどで投手としてプレーした有倉雅史監督の指導の下、力をつけた。3年夏は四番・エースとしてチームを引っ張ったが、南北海道大会決勝で高谷舟(北海学園大4年)らを擁する札幌日大高に敗れた。

 3年時のドラフトでは自分と同じ歳の高校3年生の選手が指名を受けプロ入りしたが、当時の平川にとってドラフトは遠い世界の出来事だったという。

「自分は大学へ進んで保健体育の教員になろうと思っていたので、プロという考えは全然なかったです」

 保健体育の教員免許を取得できる大学へ進学したいと希望し・・・

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