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大阪桐蔭高・吉岡貫介(投手)『10度目』の頂点狙う切り札「先輩たちに追いつけるようなピッチングをしたい」

 

第98回選抜高校野球大会の選考委員会が1月30日、大阪市内で行われ、大阪桐蔭高が2年ぶり16回目の出場を決めた。春4度、夏5度の甲子園優勝実績がある名門校を、153キロ右腕がけん引していく。
取材・文=沢井史

自身初の甲子園出場を決め、笑顔でポーズ。3月19日に開幕するセンバツでは大暴れすることを誓う[写真=牛島寿人]


「地元」を選んだ理由


 昨秋の大阪府大会では5試合で3完封(大商大高との4回戦では7回無失点、関西創価高との準々決勝、金光大阪高との準決勝で完封)を遂げた。近畿大会1回戦(対市和歌山)での救援を含めると、6試合34イニングで49奪三振をマーク。奪三振率は12.97という驚異的な数字を残している。スライダー、カーブなどでカウントを整え、最速153キロの直球で空振りを奪う。ストレートの回転数は昨夏の計測時に毎分2600を数える。1学年上の先輩右腕に主将・中野大虎(ENEOS)、森陽樹(オリックス2位)が君臨する中で、2年夏の大阪大会前から次世代を担う右腕として注目されていた。

「ボールの力強さも大事ですが、下半身と上半身の連動と、指先の使い方を意識して投げるようにしています」

 マウンドでの心がけを述べる本人を横目に、大阪桐蔭高・西谷浩一監督の言葉にも吉岡への信頼度の高さを感じる。

「前チームから経験のある投手ですし、ウチの大黒柱。ボールの強さ、変化球の鋭さで勝負できますし、ここという場面で三振も取れる。大阪府大会では大黒柱らしいピッチングをしてくれました」

 出身は大阪桐蔭高のある大阪府大東市。友達に誘われて、小学3年時から野球を始めた吉岡にとって、幼いころから大阪桐蔭高は身近にある強豪校だった。当時から甲子園では常に上位に進出し、高校野球界をけん引する存在だったが、実は・・・

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