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新宮高・藤井悠貴(投手) 文武両道を実践するポテンシャルの塊「最終的にはプロ野球で、タイトルを獲れるような投手になりたい」

 

甲子園出場をかけた福岡大会の組み合わせ抽選会が6月19日に行われた。新宮高は初戦の2回戦(7月7日)で、自由ケ丘高と対戦する。強豪私学が集う福岡で2017年の東筑高以来となる公立校の代表を狙う上で、キーマンは197cm右腕だ。
取材・文=岡本朋祐 写真=上野弘明

昨夏は福岡大会初戦敗退。今夏はチームの勝利に貢献し、甲子園出場を目指す


投手に向いた人柄


 2024年から新宮高を指揮する岡佑治郎監督によれば、藤井悠貴の視察を目的に、すでにNPB11球団があいさつを済ませているという。ピッチングを見たスカウトからは「投球フォームにはクセがなく、手を加えずに、そのままで良いと言われています」(岡監督)。まさしく、原石である。春夏を通じて甲子園出場経験のない公立校の右腕がなぜ、プロ関係者からの熱視線を浴びているのか。

 197cm105kg。まさしく、ポテンシャルの塊である。岡監督は言う。

「まだ、持っている潜在能力の100%を出せているとは言えません。現時点では『粗削り』の一言に尽きますが、あの巨体を支える体、スタミナを構築して、すべてにおいて技術的なレベルを上げていけば十分、(プロ野球の世界でプレーしていける)可能性を秘めている」

 性格も「プロ向き」だと明かす。

「学校生活、練習を通じて温厚であり、気持ちの浮き沈みがないんです。マウンド上でも常に・・・

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