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中京高・鈴木悠悟(投手&内野手) 可能性を秘めた投打二刀流「吉田輝星投手のような、分かっていても打たれないストレートが理想です」

 

甲子園をかけた岐阜大会は7月4日に開幕した。第2シードの中京高は、郡上高との1回戦(7月11日)を控える。2019年以来の代表を狙う同校には投打でセンスあふれる高校日本代表候補がいる。
取材・文=沢井史 写真=牛島寿人

将来的には投手で勝負していきたいという。センスあるマウンドさばきを見せる


プロは「将来性」を評価


 4月に行われたU-18日本代表候補強化合宿。織田翔希(横浜高)、杉本真滉(智弁学園高)、末吉良丞(沖縄尚学高)ら甲子園を沸かせた球児たちがそろう中で、NPBスカウトから甲子園出場のない「未完の大器」にも熱い視線が注がれていた。そのうちの一人が、投打で強い存在感を放っていた鈴木悠悟だった。

 ストレートの最速は今年3月の練習試合で計測した147キロ。キレのあるスライダーも交え、実戦形式の練習では7人の打者から3三振を奪い、打たれた安打は1本のみ。打つほうでもセンバツ帰りの投手からヒット性の当たりを連発していた。視察した中日山田潤スカウトチーフ補佐は「打っても投げても非常に良いものを持っている。将来性も高い」と二刀流として高評価していた。

「自分は甲子園に出た選手と(練習を)するのが初めてだったので、織田君や末吉君とか、あらためて体の大きさとかオーラを感じました」

 合宿の初日を終え、やや緊張気味にこう振り返ったが、鈴木自身は日本代表候補合宿に選出されることが、一つの目標だったという。昨秋は県大会で準優勝するも出場した東海大会の1回戦で常葉大菊川高に11安打8失点と打ち込まれた。「(合宿に選ばれるのは)正直、難しいと思っていました」と本音を吐露したが、3月の練習を視察した関係者からの推薦により、今回の選出に至ったという。自身のストロングポイントについて尋ねると、鈴木は語気を強めてこう口にした。

「投手としてはゲームをしっかりつくれるところが自分の強みだと思っています。特に自信があるのは・・・

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