NPB現役投手の奥義を大公開! 持ち球の握りを披露しつつ、自らにとって、どんな球種かセルフ解説をする新連載がスタート。プロの投手から見てスゴイと思う球種を数珠つなぎで展開する、持ち球“リレートーク”の第1回はオリックスの長身右腕が、昨年のCSで自己最速160キロをたたき出したストレートを語る。最大の武器である快速球への考えは、次回登場の投手&球種にもつながっている!? 取材・構成=鶴田成秀 写真=BBM きっと、僕が投げるときは、どのバッターもストレートしか待っていない。昨年のデータ(投球割合)を見ても分かることですが、ほとんどがストレートですから。それだけ僕の生命線であるボール。バッターが分かっていても、待っていても、ストレートでどれだけ押していけるかが僕のピッチングだからこそ、打たれることを恐れずにストライクゾーンに投げ込んでいく。恐怖心を持ったり、不安になったりすると、無意識のうちに腕の振りが弱くなり、ボールにも強さがなくなってしまうので、とにかく強気に。同じストレートを投げるにしても、自分を疑って投げるのと、信じて投げるのとでは、ボールの強さが変わってくると思うんです。
大げさに言えば『打てるものなら打ってみろ!』くらいの気持ちを込めて。細かいコントロールも身に付けないといけませんが・・・
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