器用に見えて不器用、コツコツとやるタイプに見えて、実は究極の面倒くさがり屋なのだという。いつも進路は他人任せだったが、芯は強く、気持ちはブレない。そうでなければプロの世界で20年も生き抜けるはずがない。 文=土屋善文(中日スポーツ) 写真=松村真行、桜井ひとし、兼村竜介 中日・涌井秀章 他律的な人生 「声出…