8月以降の厳しい戦いの中で、もしかしたら最も安定感がある先発投手かもしれない。強力投手陣を誇る阪神に2023年リリーフの助っ人として入団。ケガもあり出遅れたことで、日本では先発として進化した。与えられた少ない登板機会で結果を残してきた。それはまさに助っ人右腕の人生そのものでもあった。 文=椎屋博幸 写真=宮…