チームが進化を遂げるには、新たな力が不可欠だ。物事を前進させる大きなパワーを秘めたフレッシュな有望タレント(プロスペクト)に迫る新連載インタビュー。ジャイアンツ随一の脚力の持ち主・重信慎之介からスタートしよう。 取材・構成=坂本匠、写真=大泉謙也、湯浅芳昭、BBM 
巨人・重信慎之介・外野手・2年目
目先の結果に……
わずか1年前、新人年の春季キャンプのことをしみじみと振り返った。
「(2年目の今季とは)違いますね……。全然、違います。流れとか、今は分かっているので。最初はそこに神経を使ってしまいます。昨季はどこがアピールポイントなのか、どこで力を入れて見せればいいのか、分かりませんでしたから」
2015年シーズンを最後に、前後トータルで12年にわたって巨人を率いた
原辰徳監督が退任。2年連続V逸中の球団は、チームの再建を当時はまだ現役プレーヤーだった
高橋由伸に託した(監督就任とともに引退)。高橋監督初年度だった昨春キャンプは大きな注目を集め、フレッシュで
颯爽とした指揮官のイメージと、スピード感あふれるプレーがリンクしたルーキー・重信慎之介には連日、スポットライトが当てられた・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン