大学、社会人が中心だった昨秋ドラフトで唯一、高校生投手として5位指名された長身右腕だ。プロ入り1年目の今シーズン、直面したカベを乗り越えるために、ファームで必死に汗を流している。 「まさに想像していたとおり。高校とプロでは天と地ほど違う」
レベルの差を痛感したことすらもホープにとっては収穫。ドラフト5位の
綾部翔は一軍の先発ローテーション入りを目標に山積みの課題に取り組んでいる。二軍成績は10試合に登板し、31回2/3を投げ、1勝2敗、防御率4.26。満足な数字は残せなかった。
当面の課題は「ボールの質の向上と、走者が出たときの投球」。
「真っすぐは高校のときより空振りが取れるようになってきた。質は良くなっているのかな」とプロ相手にも通用しつつあることを実感している。「質もコントロールもまだまだ良くしていける」と向上心も忘れない。
走者を出してからの投球については「走者を気にし過ぎて、打者への意識が薄れて甘い球を投げたり・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン