長打力が武器の期待の大型内野手だ。ケガの出遅れもありファームで実戦で経験を積むが、そのオレンジのバットには将来への期待感がいっぱい詰まっている。一軍昇格は時間の問題だろう。 写真=BBM 
内野手/1年目/23歳
今季、若手野手の台頭が目立つ
DeNAだが、まだまだ楽しみな選手がファームに控えている。ドラフト2位ルーキーの
伊藤裕季也だ。こだわりのオレンジ色のバット、豪快なフォロースルーから生み出される打球の飛距離は一軍のトップクラスとそん色がなく、前半戦でイースタン・リーグのトップと1本差に迫る9本塁打をマーク。7月11日のフレッシュオールスター(
楽天生命パーク)ではイースタン選抜の五番も任された、将来有望な主砲候補だ。
昨秋は立正大の四番、主将として東都大学リーグで18シーズンぶりの優勝。さらに明治神宮大会でも決勝戦で劇的な逆転2ランを放ち、母校を9年ぶりの優勝に導いた。大舞台での勝負強さは折り紙付きで、プロで挑戦中の三塁からのスローイングも安定感がある。甘いマスクは女性人気も高く、スター性も抜群だ。
春先に3試合連続本塁打をマークするなど幸先よいスタートを切ったが、その後は打撃不振に・・・
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