昨オフ、覚悟を決めて新天地に活躍の場を求めた。シーズン中の支配下登録はならなかったが、ダイナミックな攻守走を見せつけ、来季への手応えを得ている。 取材・文=長井毅(スポーツ報知) 
内野手/4年目/21歳
7月末のイースタン・
巨人戦(ZOZOマリン)。試合後、球団幹部との話し合いの場で告げられたのは「今季中の支配下登録を見送る」というものだった。1月に
ソフトバンクから移籍。「やるからには環境を変えてやってみたいと思った」と、育成から再出発という勝負の決断を選択したが、2ケタ番号は来年以降に持ち越しとなった。それでも
茶谷健太は悲観することなく、「2ケタ番号を手に入れるために少しずつ、攻守走すべてレベルアップできるように。フェ
ニックス・リーグでもキャンプでもしっかりアピールしたい」と、気持ちを切り替えて先を見据えた。
昨季は二軍で87試合に出場し3本塁打。一方で今季は116試合に出場し打率.265、6本塁打、48打点。チームで規定打席へ到達したのは
安田尚憲と2人だけで、首脳陣の期待の表れでもある。出場機会を求めて、本職の遊撃以外に外野や一塁にも挑戦中だ。年間を通じて・・・
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