長打を秘める“大型遊撃手”として大きな期待を寄せられる背番号24。そんな18歳の高卒ルーキーが期すのは飛躍の土台となる“体力向上”だ。「ショートを守って三、四番を打つ」と描く理想の未来像に向かって、課題と向き合いながら1年目を過ごしている。 取材・構成=鶴田成秀、写真=BBM 
内野手/1年目/18歳
ウエスタン開幕から連日スタメンに名を連ねるなど期待は大きい。ただ、本人に焦りはない。足りないことを理解し、原因を探す──。飛躍へ向けた“準備”に余念はない。 小さな工夫で課題克服へ
──プロ1年の今季は、どんなシーズンにしたいと考えていますか。
紅林 ずっとファームで試合に出させてもらっているので、1年間、毎日試合に出続ける体力をつけていきたいです。試合に出続ける中で、どうやってパフォーマンを発揮できるか、そういう課題も見えてくると思っています。だから、まずは体力をつけること。中嶋(
中嶋聡二軍)監督とも話をさせてもらって「今年はずっと試合に出す」と言っていただいたので、そのために体力をつける1年にしようと思ってます。
──プロの投手と対戦して感じることもあるのでは。
紅林 いっぱいあります。一番は、まだまだ自分は全然ダメ……ということ(苦笑)。でも、一軍での実績がある千賀(
千賀滉大・
ソフトバンク)さん、藤浪(
藤浪晋太郎・
阪神)さんとも対戦できましたし、いっぱい経験を積ませてもらっていることを生かしていかないといけない。やっぱりプロのピッチャーの・・・
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