一軍に負けじとファームも熱い!将来が楽しみなスター候補を発掘する好評企画が、今年もスタート。インタビューでは選手の素顔にも迫っていく。第1回は、12球団屈指の“育成王国”で今、もっとも支配下に近いと注目を集める左腕だ。オープン戦での一軍経験をしっかりと糧としている。 取材・構成=菅原梨恵 写真=湯浅芳昭 
投手/育成2年目/24歳
オープン戦で見せた奪三振アピールに、打ち込まれた試合。5試合での経験から、たくさんのことを学んだ。育成ながらも、支配下に負けない確かな成長を予感させる左腕から目が離せない。 ◎
──2年目を迎えるにあたっては、どんなテーマを掲げていますか。
大関 1年目の昨季は、秋に紅白戦でしたが一軍にも呼んでもらえて、プロの世界に慣れることはできました。だからこそ、今年は自分の投げたいように投げられるように。能力を上げることに、よりこだわっていきたいです。
──投げたいように投げるとは?
大関 究極の理想を言ってしまうと、真っすぐでも、変化球でも、空振りが取れる。コントロール、スピード、変化球……すべての面でバランス良く、ですね。オープン戦では打ち込まれた試合もあったことで、課題が一つはっきりした。今後に向けて、どうしていこうかというところで、今は変化球に取り組んでいます。
──今投げている変化球は、カーブ、スライダー、チェンジアップ……。
大関 あとフォークですね。今春から投げ始めました。
──投げるようになったきっかけは?
大関 キャンプに入った段階で・・・
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