次世代の正捕手候補として期待されている。3年連続ゴールデン・グラブ賞の梅野隆太郎や実力のある捕手がそろう中で、高卒2年目の若武者は先輩たちから刺激を受け、良いものを吸収しようと日々研さんを積んでいる。 取材・構成=椎屋博幸 写真=佐藤真一 
捕手/2年目/20歳
東京五輪中のリーグ戦中断期間に行われたエキシビションマッチで一軍に呼ばれた。8月4日のオリックス戦(京セラドーム)の8回裏にベテランの岩田稔と組みマスクをかぶった。高卒2年目の捕手として今できることを試したが、結果は3失点。この苦い経験が、次への進化へとつながるとしっかり前を向いている。 ──8月4日に一軍に呼ばれ、マスクもかぶりました。緊張したのでは。
藤田 その日の朝は、ずっと緊張していました。でも、球場に入って試合前の練習が始まってからは普段どおりにできましたし、試合中もあまり動揺せずに、周りが見えていたとは思います。
──その試合に8回裏からマスクをかぶりました。一軍の打者と対戦して何かを感じたのでしょうか。
藤田 試合に出たときには、いつもどおりのことを一軍でもやっていこうと考えていました。打者の反応を見ながら配球の組み立てをしっかりやろうと。その配球面では、なかなか低め変化球のボール球を一軍の打者は振ってくれなかったです。見切られているという感じでした。
──その経験を踏まえ、今後何か自分に生かすことがありますか。
藤田 やはり、ストライクゾーンの左右にしっかり投げ分けてから、低めに投げてもらう、という配球のほうがいいんじゃないか、と考えることができました。二軍の打者だったら低めを振ってくる打者が多いですから。
──それ以外では何か違いはありましたか。
藤田 簡単には・・・
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