高校時代からパワフルな打撃が持ち味の左のスラッガー。ルーキーイヤーの今季は春季キャンプで右肘の違和感を覚え、ファームでのデビューは4月中旬までずれ込んだものの、そこからは背番号31を背負って試合に出続けている。本拠地バンテリンドームで放った本塁打は手応え十分だった。 取材・構成=牧野正 写真=BBM ファームで今季4本塁打目となる一発は広いバンテリンドームで飛び出した。7月30日のウエスタン・阪神戦。カットボールをうまく拾って右翼ポール際に運ぶ代打3ラン。高卒ルーキーとは思えない一撃は、将来のクリーンアップを予感させるものだった。まだまだ課題は多いものの、得点力不足のチームにおいて森駿太への期待は限りなく大きい。 ──開幕からここまでのルーキーイヤーは合格点ですか。
森 いや、ケガ(春季キャンプ中に右肘の違和感から別メニュー調整)で出遅れてしまったので、そこは反省すべきところだと思っています。3月からシーズンが始まった中、初出場が4月中旬(22日
ソフトバンク戦=ナゴヤ)でしたので、そこはよくなかったかなと。ネガティブに考えてもいけないですけど、これからはあまりそういうことがないように、しっかりやっていきたいと思っています。
──プロの水にも慣れてきたと思いますが、自分の中で思った以上にできているのはどんな部分ですか。
森 常に打席では強いスイングをすることを意識していますが、どんな投手でもそれはできていると思います。
──逆にできていないと感じるのは、どんな部分ですか。
森 チャンスの打席で(自分の打撃が)なかなかできていないところです。それは得点圏打率だったり、三振率だったり、違う言葉で言えば“印象打率”が悪いというか。もう少しチャンスで打てるようにならないと。
──ここまでの得点圏打率は、どれくらいだと思いますか。
森 1割ぐらいですよね(8月22日現在で.129)。チャンスだと当てにいこうかと思う部分が少し出てきて、そこでトップが浅くなってしまって内野フライになったり……チャンスでの打撃は物足りないなと思っています。
──本塁打4本についてはどう思っていますか。
森 1年目からこんなに打席をもらえると思っていなかったですけど、思ったより打てているなと思う半面、打席数を考えると(129打席)4本というのは少ないのかなとも思います。
──広いバンテリンドームでの一発は手応えもあったのでは。
森 あれは気持ちよかったですね。突然の代打でした。代走で行くと言われて準備していたんですが(笑)。咄嗟(とっさ)にバットが出たというか、でも・・・
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