育成ドラフト5位で入団した右腕が、2年目にして瞬く間に“二軍のエース”と呼ぶべき存在へ成長を遂げた。成長の土台となったのは先輩たちからの貴重な言葉の数々。自ら積極的にコミュニケーションをとりながら、一軍の舞台を目指して3年目は成長の速度をさらに加速させていく。 取材・構成=杉浦多夢 写真=矢野寿明 入団2年目の昨季、三軍戦で抜群の成績を残すと、6月中旬に二軍戦で公式戦初登板。5回1失点で初勝利を飾ると、シーズン終了まで無傷の8連勝、防御率1.42をマークしてファーム日本選手権では先発を任されるまでの進化を遂げた。勝負の3年目、今季中の支配下昇格と一軍登板は現実目標。先輩たちから貪欲に成長の糧を吸収しながら、近未来の一軍先発ローテーション入りを目指していく。 ──昨季の活躍で手応えや自信を得ることはできましたか。
園田 二軍でしっかり投げるという目標を持って2年目のシーズンに入った中で、1年間ケガなく、離脱することなく投げることができたのは大きかったです。ほとんどの試合で先発として投げさせてもらって、数字もある程度は納得いくものが残せたのですごく自信になりましたし、手応えも少しですけどつかむことができました。自分の中でも先発として勝負したいという気持ちが大きいので、トータルで見るとまだまだ足りない部分はあるんですけど、徐々に上げながら、今シーズンも先発ローテを最後まで守れるようにやっていきたいです。
──投球の内容面はいかがでしたか。
園田 1年目と2年目の最初に三軍戦で投げていたときはゾーンで勝負して、7、8回を投げるというよりもしっかり5イニング、自分の球を投げていくというところに取り組んでいました。でも二軍の試合になるとバッターのレベルもすごく上がります。ゾーンで勝負するだけではなく、決め球や勝負球、カウントを稼ぐ球、ボールに投げる見せ球といった使い分けは口酸っぱく言われていたので、そこを意識して投げるようになりました。
──
桑田真澄前二軍監督やコーチの教えが進化につながったのでしょうか。
園田 桑田さんにもすごく言われましたし、去年はよくバッテリーを組んでいた山瀬(
山瀬慎之助)さんや誠司(
小林誠司)さんにも、ゾーン内だけでは勝負できないから、高めやインコースにボール球を見せたり、低めにワンバンするようなボールも必要だと言ってもらいました。三軍で投げているときはボール球を使うという意識がなかったので、そこをつかめてきたところはありました。
──今季に向けてはどんなテーマを持ってオフを過ごしたのでしょうか。
園田 去年の秋のキャンプで・・・
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