2020年に育成ドラフト4位で楽天に入団も24年に戦力外通告を受け、昨季ヤクルトで再出発。内野の複数ポジションをこなせる器用さに加え、持ち前の長打力を武器とする。悲願の背番号2ケタをつかみ取るため、鍛錬の日々を過ごしている。 取材・構成=菅井真凜 写真=川口洋邦、BBM 
ヤクルト・澤野聖悠[育成内野手/7年目/23歳]
昨季はイースタン85試合に出場し、打率.157と力を発揮できず、シーズン終了後には右膝にケガを負った。移籍2年目の今季はチームトップの56試合に出場し、7本塁打を放つなど力強い打撃でアピール。育成選手は打率向上や守備力の安定など日々、自身の課題と向き合っている。 ──楽天からヤクルトに加入した1年目の昨季を振り返っていただけますか。
澤野 昨年は楽天時代に比べて守備の精度も少し落ちましたし、バッティングもなかなかうまくいかなかったので、全体的に納得できる内容ではなかったです。
──もどかしい時間を過ごす中でも、試合は続いていきます。気持ちの切り替えはどうしていましたか。
澤野 僕は結構、気にしてしまうタイプなので、逆にあえて、あまり考えないようにしていました。
──「考えない」という思考は?
澤野 寮生なので、チームメートと一緒に過ごしたりして、リ
ラックスする時間を持つようにしていました。
──オフシーズンには右膝のケガ。相当、痛みを押していたそうですね。
澤野 シーズン終わりぐらいに膝が痛くなって、でもやらないと来年はないなと思っていたので、無理してプレーをしていました。みやざきフェ
ニックス・リーグが終わって、病院に行ったら骨折でした。
──リハビリが主となった春季キャンプはどういうテーマを持って取り組んでいましたか。
澤野 打撃、守備の練習がほとんどできなかったんですけど・・・
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