昨年のドラフトで北海学園大から育成1位指名で入団。道内チームとして初となる複数指名の選手も、チームメート2人は支配下だった。入団以来、攻守にアピールを続けた結果、7月30日に目標である支配下昇格を果たした。本当の勝負はこれからである。 取材・構成=多田まりや 写真=桜井ひとし、中島奈津子、BBM 育成入団のルーキーながら、一軍のオープン戦11試合、そしてファームの前半戦40試合に出場。そこでの経験から、攻守に自分自身のセールスポイントをあらためて見つけ出した。7月27日には代替選手としてフレッシュオールスターにも出場。さらに同30日には念願の支配下昇格を果たした期待の内野手。後半戦に向け、さらに力をつけていく。 ──今まで「一ファン」として見てきたチームでプレーしてみていかがですか。
常谷 あらためていつもテレビで見ていた選手と一緒に守ったり、ベンチで声を掛け合っているのは、感慨深いものがありました。特に、今年から遥輝(
西川遥輝)さんが復帰されましたが、2016年の日本シリーズで満塁ホームランを打ったときは、札幌ドームで観戦していました。ファイターズのスター選手と、まさか一緒に同じチームでやると思っていなかったですし、すごいなと感じます。
──今シーズンはオープン戦11試合に出場というスタートでした。一軍で活躍する選手が多い場面でのプレーは、貴重な経験になったと思います。
常谷 まさかオープン戦終盤まで帯同するとは思っていなかったです。あれだけ多くのファンの前でプレーすることが初めてでしたし、応援歌やチャンステーマが自分の打席で流れたときは、不思議な感じがすると思いながら、あらためてファイターズの一員になったと感じました。
──プレーの面で特に印象に残っていることなどはありますか。
常谷 オープン戦ながらも、サード、セカンドといろいろなポジションを守らせていただき、すごくいい経験ができたと思います。開幕前に支配下を勝ち取るという目標を掲げていましたが、打席での結果があまり良くなかったので、もっと力をつけないといけないと感じました。逆に一軍の舞台を経験できたからこそ、鎌ケ谷に帰ってきたときに、いい経験ができたで終わらせないよう、継続して取り組んでいます。
──オープン戦で打席に立ち、打撃の面で課題に感じたのはどんなことですか。
常谷 打撃に関しては、一軍の選手だったら一球でとらえられるボールを、自分の場合はファウルにしてなかなか前に飛ばせず、結果的に追い込まれて自分のバッティングができないことが多かった。そういうところに力のなさを感じました。
──では、守備面はどうでしょうか。
常谷 守備はもともと全然自信がなく、大学時代も1試合に1個はエラーをするようなタイプでした。春季キャンプ中に、岩舘(
岩舘学)コーチから・・・
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